artwork photo from: RePu
叫ぶように、嘆くように、
祈るように、呟くように、
あなたに聴こえるように
HARU 2ndソロアルバム
13曲 77分
(初売2020年6月9日)
ダウンロード販売&ストリーミング
ダウンロード版 ¥1,070 (ストアによって若干価格が違います)
Track list (各タイトルクリックで歌詞のページに飛びます)
1. ワンステージ
2. ふれて
3. メロディ (2020 version)
4. ハッピーターン
5. in The Rain
6. サバイバル (2020 version)
7. becky (2020 version)
8. 白い光
9. Chain
10. Blind alley
11. byebye (2020 version)
12. 扉 (2020 version)
13. 生命帯
全楽曲 作詞・作曲・編曲 HARU
1. ワンステージ
靴を鳴らして 体揺らして oh 歩き始めてた
枝をかき分け 砂を踏みしめ oh 場所を探してた
たどり着けるかわからないけど 誰もがみな同じように
完璧な君の 完璧な日々を 完璧な僕の 完璧な今を
抱えてたものを わかり合う
上を見上げて 夢を重ねて oh 橋を作ってた
夜が深くて 霧が酷くて oh 喉も渇いてきた
諦めても構わないけど 僕らきっと同じように
完璧な君の 完璧な日々を 完璧な僕の 完璧な今を
仕舞っていたものを 分かちあう
only one only one only one oh!!!
完璧な君の 完璧な日々を 完璧な僕の 完璧な今を
築いてたものを 繋ぎ合う
2. ふれて
TVshowにふれて知った誰かの境遇 装飾されてなくてもありふれている
大きな愛で世界を包む 偉大なお金が世界を巣食う でも些細(ささい)な愛は蹴飛ばして歩く
ありふれたものであふれている ありふれたものであふれている
大層な夢が大腕を振り 誰かが「夢がない」と小さくなる
夢を持たないって夢でもいい 卑屈にならなきゃなんだっていいさ
ありふれているLOVE&PEACE 打ち込まれる言葉とミサイル
暴力的な「無差別」に 充足感をカンジてる…
ありふれたものであふれている ありふれたものであふれている
ありふれたものであふれている そんなありふれたもののうた
どうしょもないくらいどうしようもない事ばかりさ
正しさと正しさがひしめきあって 満員状態
それでも大事なことって一体なんなんだろう
生き方を 終わり方を 託し方を 愛し方を その形を 君に …
それを問いかけてるんだ
そう 君の頭の中にいるありふれた獣が ずっといないふりをしてすっとぼけてる人たち!
本当のことを言わない大人達!!! 否定するのが得意な子供達!!!
理不尽な全てと折り合いつけて生きていく
かけがえのないなにかすら ありふれたものであふれている
ありふれたものであふれている そんなありふれたもののうた
ありふれたものにふれて ありふれたもににふれて!
あふれた気持ちにふれて ありふれた一つしかないものに
ありふれた場所で 溢れた想いにふれてふれて
ありふれたネットの隅で
3. メロディ
焦る気持ちを詰め込んで ドリップして落ちてゆく
黒い波紋を見つめては そっと香りを残して
どこまで行けば気が済むの? どこまでやれば満たされる?
答えを全部壊して 誰かに何かを求める
潔癖の楽園で 嘘ばかり重ねてく
生きるための毎日で 生きること忘れてく
この空の向こうから 聴こえてるメロディ
あなたの歌声も 聴こえるこの胸に
当たり前の日常が だましだマシ続いてゆく
それが正しい姿だと 君はしたり顔で言う
誰かに唾を吐き 誰かを抱きしめる
誰かを蹴り倒し 誰かに生かされる
あの雲の向こう側 聴こえてくメロディ
どこかの鳴き声も 聴こえないその胸に
鉄壁の楽園で 花ばかり集めてく
生きるための毎日で 生きること忘れてく
誰かに唾を吐き 誰かを抱きしめる
誰かを蹴り殺して 誰かに生かされてく
この空の向こうから 聴こえてるメロディ
あなたの歌声も 聴こえるこの胸に
あの雲の向こう側 聴こえてくメロディ
どこかの鳴き声も 聴こえないその胸に
聴こえるこの胸に…
4. ハッピーターン
部屋に人と猫 絡まりあって生きています
ほしいものはたくさんあれど 大事にしたいこの気持ち
思い出の上を歩いてたけど 望んだ未来を引きずってたけど
虚しさも全部 それすら愛して 飲み込みたいそんな気分さ
大事なものを失(ナ)くした時 へたりこんで夕日を見てた
景色をふっと思い出すから 「自分」の居場所も定められずに
それでも見つけたい
見えないものを見えないままに 星屑の中から見つけるんだ
それでももっと続くように
願えるように 忘れぬように
あなたの元に ハッピーターン
それでも譲りたくはない
自分が自分でいられるように 探してる
ずっと求め続けたい
誰かの為に 自分の為に
曖昧じゃなく浮きぼるように
何もない未来に 限りある命に
もっともっともっと ハッピーターン
5. in the Rain
寒い雨の日 一人歩いた 初めての駅 見慣れない街
誰かを求めるようで 埋らないと感じてた
ままならぬ想いの わかりきった言葉
Hide in the rain それでもいいと君は言った
「何もなくて構わないよ」
虚しさを抱きしめた 全て隠したまま
重い雨粒 車の中 濁るガラス窓 拭えない日々
空白埋めるように 黒で塗りつぶしていく
ごまかすように 別れ際笑った
Hide in the rain 整理もつかないまま
降り注いだ雨雨雨
別々に歩みだした 全て隠されたまま
find in the rain find in the rain
何も変わらず降り注ぐだけだね
傷付けて 傷付いて
"ほんとう"は雨の中ーー
Hide in the rain ゆく宛もない
記憶はいつまでも雨 雨 雨
バラバラに飛び散った 想いは風の中
乾いた風の中
6. サバイバル
学校で教えてくれた生き抜くための「知恵」を
これで死ぬまで生きられそう 先生感謝してます
みんなと同じようにして 空気読んで気を使って
そしたら素晴らしい人生がその先にあるんでしょう?
難しいことは知らないけど勝ち組ならそれでいいよ
お金さえあれば誰だって幸せになれるんでしょう?
そしたら僕も友達も 同じように平等に
何不自由ない幸せがすぐにやってくるんでしょう?
階段を一つ登ることで 積み木を一つ積み上げることで
大人になれるんでしょ?まだ満たされなくていつだって
優しさは教科書の中に
幸せは試験(テスト)の向こうに
そんな不自由のない世界で僕は生きてる
生きてる?
いつからか見たこともない人と椅子取りあってて
情報ばかりを追いかけて誰かの裏ばかりかきあって
ゆとり世代と馬鹿にされ 悟り世代と煙たがれ
一体僕たちの何が間違っていたんでしょう?
「平等な愛なんてものは大事なものがないと同じさ」
そう言う僕には「ヒドイ人」なんて無慈悲に言い放つのさ
考えることは否定され
冷めきったパンを与えられ
それでも僕らに生きろってただ言い続けるんでしょう?
階段を一つ登ることで 積み木を一つ積み上げることで
大人になれるんでしょ?まだ実感なくていつだって
大事なことはマニュアルの中
生きてく未来は画面の中
そんな不自由のない世界で僕は生きてる
生きてる
そうだ そうさ 夜が開けたなら 新しい日々のサバイバルが始まる
誰かを笑い者にして 誰かを否定して
大きいものにはたてつかずに みんなと同じ方をよく見て
「みんなは一人のために」「一人はみんなのために」
泣くことも笑うことも戦うこともいけない気がして
好きな場所は画面の中
背中で語るは漫画のキャラ
世界を変えるゲームで溢れ
理想を説くのは映画のヒーロー
救世主は神話の中に
正しいものは誰かの中に
そんな不自由のない世界で僕は生きてる
生きてくんだ
そうだ そうさ 夜が開けたなら
繰り返す日々のサバイバルへ向かう
虚しさだけじゃないだろう
理不尽なだけじゃないだろう
どうかどうか 教えてくれよTeacher
生き残るだけじゃないだろう
隠し持っているはずだろう
どうかどうか 教えてくれよTeacher
Teacher
7. becky (2020 version)
満員電車で混雑する駅 初めてのそれに困惑する危機
オアシスのように求める冷気 空いた席はただ遠慮するベキ?
ならず者が指を鳴らすベキベキ そんなお前にゃこちらもう辟易
叩いて治りゃ警察も退役 専守防衛だけが道徳的?
あー理想的な社会 平和で自由で無思考で居られる
都合の悪いこと「ありえない」という僕ら 「大丈夫」って言い続けてるベキ?
あー模範的な社会 安全で清潔で笑って過ごせる
気分の悪いこと「例外」という僕ら 「頑張って」って言い続けてるベキ?
そりゃみんながみんなおらたちが歴史 肯定したくってもっと上げる士気
銃口を上げて狙うその敵を! …と言う画面越しの危機
メディーッックって叫んで悟った死期 の割にはリスポーンで戦線復帰
そんな戦争は無くすべきよ って TVゲームに向かって飛ばす檄
あー理想的な社会 平和で自由で無思考で居られる
知らないことを「ありえない」という僕ら 「大丈夫」って言い続けてるベキ?
あー模範的な社会 安全で清潔で笑って過ごせる
尖ってるってこと「例外」という僕ら 「頑張って」って言い続けてるベキ?
何も殺さぬ顔して焼肉チェキ 残酷な行為を素敵にチェンジ
そのくせかわいい動物だけ愛護して 大事な部分抜け落ちてる贔屓
滔々と汚物流しく便器 それを当たり前に受け入れても平気
地獄作ってその上に住んで良い気 今を生きるか 未来を造るか 曖昧に求めてるそれはキー
あー理想的な社会 平和で自由で無思考で居られる
都合の悪いこと「ありえない」という僕ら 「大丈夫」って言い続けてるベキ?
あー模範的な社会 安全で清潔で笑って過ごせる
気分の悪いこと「例外」という僕ら 「頑張って」って言い続けてるベキ?
ベキベキと心へし折るその「ベキ」 他人を思い通りにしようと躍起
それは俺だって持っているものだ やっひー! バカの言うこと聞き流すべき
甘い甘い差し出されるケーキ とりあえず四つ打ちやっときゃ平気!?
気づけば振り切れる測定器 はあ? 想定外にて先送り
あー理想的な社会 平和で自由で無思考で居られる
知らないことを「ありえない」という僕ら 「大丈夫」って言い続けてるベキ?
あー模範的な社会 安全で清潔で笑って過ごせる
尖ってるってこと「例外」という僕ら 「頑張って」って言い続けてるベキ?
やっぱもっと重んじるべき礼儀? 形骸化しても続く 謎の祭儀
変わらないことが最強過ぎる あー 納得すんならそうすべき イェー!
ということでこの唄も終わり 残念ながらまだこんな出来 だが
窓辺から飛び出て抱け新世紀 懐かしい曲の「蒼い霹靂」
8. 白い光
Merry Merry Christmas の夜を越え 雪のないこの街を 眺めてゆく
近頃は何故か慌ただしくて 早足に日々が進んでいきます あぁ
クリスマスとかを待ち焦がれていた あの頃はもう遠い昔やね
お目出度いことは何も僕に無いけれど なんとなくツリーだけは今も出してます
いつからか代わり映えのない日々で 移り変わった季節に驚いたり
気づけば忘れてたいつか感じたもの 忘れたくない
Merry Merry Christmas の夜を越え 紡いでく未来を守ってゆく
少しだけ特別なその日は 見落としてる光をたどっていく
忘れたいことも沢山あるけれど 忘れちゃいけないこともあったろう?
祝うべきことは何もろくに無いけれど 当たり前の幸せを感じてりゃいいんです
あの頃早く過ぎろと思った時間が 今は早く行き過ぎて戸惑います
今年で何度目のクリスマスなのだろう 覚えてるかい?
Merry Merry Christmas の夜を越え 繋がった夜空を見上げている
寂しさで潰れそうな日には 暖かい光をたどっていく
いつからか忘れられないあの日々も いつもより暗い夜を照らす光も
いつでもそばで見ていたいその笑顔も 見つめてほしい それぞれの
Merry Merry Christmas あなただけの 大切な時間が流れるといい
幸せも不幸も超えて 分かち合う何かがそこにと願うよ
Merry Merry Christmas の夜を越え この世界に産まれたその夜に歌を
少しだけ特別なその日は 見過ごしてる光をたどっていく
暖かい光をたどっていく oh
Merry Merry Christmas Merry Merry Christmas
9. Chain
あなたがまだいたころ 無邪気に手を引いて
あなたが見せた笑顔を 私が愛したこと
訪れた突然の別れを 前に私はただ立ち尽くすの
どうにもならない明日も けして無くならない過去の過ちも
出会った意味を 探しているよ 今でもみてる影を前にこの目を塞いだ
あなたがくれた気持ちは 暖かさとともに
わたしを不安定して 世界を掻き乱すの
追いかけたその背中を …でももうどこにもいなくて
それでも訪れる明日を その先を 乗り切れてしまう空虚な気持ちで
産まれた意味を 探しているよ 今も心に空いた穴を埋めてよ
愛しさも 苦しさも 深い闇も 全部詰めて 全部連れて 歩き始めて oh
どこまでも行くのだろう 手を繋ぎ行くのだろ
憎しみ合っていても それとは違う答えを
求め続けていくよ だから見ていてくれよ
どうしてもなくせない どうしてもどうしても 逃げられないんだ!
壊せない崩せない多分自分全部不十分 間違えだらけで生きてんだろう
今も何か足りない どこかにいるんだろ?
10. Blind alley (Instrumental)
11. byebye
さあ ドアを開けて風を受けて 嵐が過ぎ澄んだ世界
どこまでも見え透いてそうで 太陽に笑ってみせる
不安がその胸を 埋め尽くしているのなら
僕が今だけでも そばにいてあげたなら
だから旅立とう もう戻れなくても
脚を伸ばして行く 少しづつだけど byebye
何もかも嫌になるよ そんな僕も知っているよ
手探りで見つけた夢を 疑って壊してしまう
痛みがこの胸を 埋め尽くしている今は
君のその言葉を そこに届けてくれたなら
そっと旅立とう 静かにその場所を
残してきたものも 大事だったよだけど byebye
だから旅立とう もう戻れなくても
脚を伸ばして行く 耳を澄ましていく
残してきたものも 大事だったよ だけど
前に進んで行く この胸の痛みとともに でも
残してきたものも 大事だったよだけど
byebye
12. 扉
打ちのめされて 打ちのめされて 泣きながら家の扉を開ける
決められたセオリー 真っ黒な魂 路地裏の端に 捨てられたメモリー
あぁ
削られたエナジー 変わってく形 見慣れたら永遠(とわ)に たどり着けず迷宮に
掴めない理想も 不器用な言葉も すれ違う心も ただそこにいて
打ちのめされても 打ちのめされても 泣きながら明日の扉を開けて
誰か一人でも たった一人でも分かり合える人がいたならば
生きる意味がきっと そこにいる意味がきっと
まだ そんな世界さ ah
暗闇に伸ばしたその手を 純粋に掴んだその手が
もっとたくさんの”一人”を繋いでゆくよ
深い 心 響け 響け 響け
打ちのめされても 打ちのめされても あなたの胸の扉を開けたい
誰か一人でも たった一人でも愛する人に響け!
打ちのめされても 打ちのめされても それでも明日への扉を開けて
どれだけ心が折れそうな時も そこにいてくれる人がいるよ
君の気持ちにもっと 素直になっていいよ
溢れる想いがどっと それを見守る人がきっと
君が許すなら ドアを開けるよそっと
そんな世界が君と君を 繋ぐんだ
13. 生命帯
窓から見えてる空と雲を 遠くからぼんやりと眺めてる
抱えてる気持ちとは裏腹に ゆっくりゆっくりと動いてる
思うようになれない非力さと 空っぽな自分を恐れてる
それでもここにいたくて 大事なもの選んだ
なにも根拠なんてないけど
ボクにだけにできること
このままずっと明日へ
手を繋いでどこまでも
愛の形を探そう
愛の形を作ろう
愛について言い合おう
手を繋いでいつまでも
遠くて近いあの場所へ 夜は心寄せてみる
どうにもわからないけれど 僕なりに日々過ごしてる
自分なりにわがままに 生きる形探してる
生まれ持った優しさと 残酷さすらもここにいる
いつかくちゃくちゃになってさ
言い合いもしていよう
どれもが愛おしくて
また手を取りどこまでも
愛の形を探そう
愛の形を作ろう
愛のことを語らおう
手を繋いでいつまでも
いつかバラバラになっても
忘れないようにと
結び目を作るように
君の手を握るよ
名前のないものたちと
形のないものたちが
僕らの宝物
手を繋いでどこまでも
愛の形を語ろう
愛の形を綴ろう
愛のことを聞き合おう
手を繋いでいつまでも
全てが終わっても
きっと生命(いのち)は続いてるから
くだらない人生を進もう
笑いながら今キミと
繋いだ手をどこまでも…
このページの歌詞は個人的な範囲においてコピーしていただいて、各楽曲の歌詞データに
貼り付けていただいて構いません。より歌詞をお楽しみいただけると思います。
(著作権を放棄したわけではありません)